ごりまる詩集

草原の端に咲く小さな紫の花 花言葉　慰め　慈愛　夕暮れ

コロナ禍の時に豊洲に行きました。 今はインバウンド需要も戻ってきて地価も値上がりしてなかなか気軽には行けません。 あの頃行っといて良かった。 時は金なり。 時代や時期によって物の値段や価値は変わっていきます。 ...

夢の中で踊る枕カバー、星座のシャワー マーブルの鳥かごに閉じ込めた時間の羽音 コンピューターの液晶が教えてくれる フラミンゴの涙、宇宙のキャンディー トマトのような空がささやく 紙飛行機の旅路に微笑むバルーン カメレオン...

夜の闇に包まれて、星々が息を潜める。 街は静かな呼吸で眠りにつき、風がさりげなく吹く。 樹々の葉は微細な息吹を奏で、月明かりが空気に溶け込む。 この静寂の中、自然が共鳴し、生命の鼓動が不思議な和音を奏でる。 私もここで一息つき...

他人の背中に当たる電車の窓辺 無言で横を通り過ぎる視線 思いと思いがぶつかり合い 駆け抜ける都会の喧騒 遠くで聞こえる誰かの話し声 人混みに混ざる心のささやき 喜びも悲しみも共有しつつ ...

風が踊るこの街で 名も知らぬ少年が立つ 手を広げ、声を放ち 空を舞い踊る風を呼ぶ 遠くに響くはかない歌 都会の灯りが彼を包む 夜明け前、星たちは囁く 風の奏でる物語を 少年は夢を追いかけ 街の喧騒を鼓動に変える 風が語る未知な...

冬の幕引き、薄氷の心が解けゆく頃 生命の鼓動が宙に響く 枯れた木々が新たな葉を紡ぎ 夜空に浮かぶ星々が語りかけ 生命の旋律が宇宙に広がる 冷たい風が温もりに変わり 街はまばゆい光に包まれる 生命の営み、微かに感じる 時の...

一生は時間の彫刻師、無慈悲にして優雅。生まれた瞬間、時間はその彫刻刀を振り下ろす。赤ん坊のカタチは未完成なまま、そして歩み始めた瞬間、足跡を時間の砂地に残す。 年月が流れ、若さと経験が重なり合い、人生の彫像が完成する。時には苦悩の刃...

波が砂浜に寄せては去り、時間は砂の粒となって流れていく。海岸線に広がる砂は、時間の一瞬一瞬を刻みつつも、その形は変わらずに存在する。海は遠く、未知なる未来を包み込んでいるようで、足元の砂は過去の足跡を優しく抱えている。時間は海と砂の間で、...

夜の幕が降りると、欅の巨樹は静かに佇む。その幹が霧に包まれ、枝葉が夜の雲に触れる様子は、まるで夢の中にいるようだ。霧が巧妙に夜の姿を包み込む中、欅は深淵なる謎を秘めているかのようだ。雲が流れ、星々が瞬く夜空に、欅の姿は詩的な物語を語りかけ...