ゴリ丸はいつものハンモックの上で昼寝をしていた 空は晴れ渡り何不自由ない快晴の日 ゴリ丸は自分の中に宿るエネルギーを感じていた 「生」 生きているという生々しい感覚がそこにあった 自分は何にでもなれるし 何でもできるのだ そんな漠然とした自信が体中から湧き上がってくる そんな日曜日だった。ゴリ丸が微睡(まどろ)みから覚めかけたその時、ジャングルに轟音(ごうおん)が響き渡った。それは、今まで聞いたことのない、金属が軋(きし)むような、それでいて雷鳴のような、耳をつんざく音だった。
ゴリ丸は、ハンモックから飛び起き、音の発生源を探した。音は、ジャングルの奥深くから聞こえてくる。好奇心に駆られたゴリ丸は、音の正体を確かめるため、ジャングルの奥へと進んでいった。
木々を掻き分け、獣道を辿り、ゴリ丸は音の発生源へと近づいていく。すると、開けた場所に出た。そこには、見たこともない物体が墜落していた。それは、銀色に輝く、巨大な金属の塊だった。
「なんだ、あれは?」
ゴリ丸は、恐る恐る金属の塊に近づいた。すると、金属の塊の扉が開き、中から人影が現れた。それは、白衣を着た、眼鏡をかけた、小柄な老人だった。
「やあ、君がこのジャングルの主かな?」
老人は、ゴリ丸に話しかけた。ゴリ丸は、驚きながらも、頷いた。
「私は、ドクター・アストロ。宇宙から来た科学者だ。」
ドクターは、自己紹介をした。ゴリ丸は、宇宙という言葉に、目を輝かせた。
「宇宙?あなたは、宇宙から来たのか?」
「そうだ。そして、君に頼みがあって来たんだ。」
ドクターは、真剣な表情で言った。
20秒の沈黙が流れた。とてもとても静かで静謐とした時間。ゴリ丸は考えた。
「頼み?一体、何をお願いしたいんだ?」
ゴリ丸は、尋ねた。
ドクターは、ジャングルに迫る危機、そして赤マントの男レッドキングについて語り始めた。
その内容はこうだ