第3話 秘密基地



ゴリ丸とダンボは、禁断のエリアへと向かうため、ジャングルの奥深くへと足を踏み入れた。そこは、昼なお暗く、湿気が立ち込める、不気味な場所だった。

「ここが、禁断のエリアか…。何か、嫌な予感がするな…。」

ゴリ丸が呟くと、ダンボは鼻を鳴らし、周囲を警戒した。

「気をつけろ、ゴリ丸。ここには、何か恐ろしいものが潜んでいるかもしれない。」

二人は、慎重に足を進めた。すると、前方から、不気味な鳴き声が聞こえてきた。

「なんだ、この音は…?」

ゴリ丸が身構えると、木々の間から、巨大な影が現れた。それは、赤い目をした、巨大なコウモリだった。

「ギャー!」

コウモリは、鋭い牙を剥き出し、二人に向かって突進してきた。ダンボは、大きな鼻でコウモリを吹き飛ばそうとしたが、コウモリは素早く飛び回り、攻撃をかわした。

「こいつ、動きが速い!ダンボ、気をつけて!」

ゴリ丸は、ダンボに注意を促しながら、コウモリの攻撃をかわした。コウモリは、執拗に二人を追いかけ、鋭い爪で攻撃を仕掛けてきた。

「くそっ、こいつ、しつこいぞ!」

ゴリ丸は、木の枝を拾い上げ、コウモリに投げつけた。木の枝は、コウモリの翼に当たり、コウモリは悲鳴を上げて墜落した。

「やった!倒したぞ!」

ゴリ丸が喜ぶと、ダンボは鼻を鳴らし、周囲を警戒した。

「まだだ、ゴリ丸。こいつは、ただの番人に過ぎない。もっと恐ろしいものが、この先にいる。」

ダンボの言葉に、ゴリ丸は背筋を凍らせた。二人は、再び慎重に足を進めた。すると、前方に、巨大な岩でできた門が現れた。

「あれが、禁断のエリアの入り口か…?」

ゴリ丸が呟くと、ダンボは頷いた。

「ああ、間違いない。しかし、この門には、強力なバリアが張られている。俺の力でも、突破できるかどうか…。」

ダンボは、門に近づき、大きな鼻を門に押し当てた。すると、門から強烈な光が放たれ、ダンボの体を弾き飛ばした。

「うわっ!」

ダンボは、悲鳴を上げて地面に倒れた。

「ダンボ!大丈夫か!?」

ゴリ丸が駆け寄ると、ダンボは体を起こし、鼻をさすりながら言った。

「くそっ、このバリア、思ったより強力だ…。俺の力では、歯が立たない…。」

「そんな…!どうすれば、バリアを突破できるんだ…?」

ゴリ丸が途方に暮れていると、ピポが飛んできた。

「ゴリ丸!ダンボ!大変だ!」

「ピポ!どうしたんだ?」

ゴリ丸が尋ねると、ピポは息を切らしながら言った。

「ドクターから連絡があったんだ!レッドキングが、宇宙のクリスタルを使って、何か恐ろしいことを企んでいるらしい!」

「何だと!?一体、何を企んでいるんだ?」

「詳しいことはわからないけど、このままでは、ジャングルだけでなく、地球全体が危ないらしい!」

ピポの言葉に、ゴリ丸は焦りを感じた。

「そんな…!早くバリアを突破しないと…!」

ゴリ丸は、再び門を見つめた。その時、ゴリ丸は、あることに気づいた。

「そうだ…!バリアを突破するには、特別な力を持つ動物が必要なんだ…!」

「特別な力を持つ動物…?誰のことだ?」

ダンボが尋ねると、ゴリ丸はニヤリと笑った。

「それは、俺たちだ!」


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