2024年から、このブログを始めました。
はじめはAIで詩をつくる、ちょっとしたお遊びのようなものでした。思いついたことを形にしてみるのが楽しくて始めたのですが、いつの間にか更新が止まっていました。
その間に、私生活では大きな変化がありました。結婚をして、これからの暮らしや働き方について考えることが増えました。
看護師として働き続けること
最近、周りにいる男性看護師の同僚を見ていると、一般企業への転職や資格取得などをきっかけに、看護師を離れる人が多くなったように感じます。
自分自身も、これからの働き方について考えることがあります。
この20〜30年、日本経済は長くデフレ的な環境にありました。医療職は、そうした環境では比較的安定した職業だったと思います。一方で、インフレが進む環境では、必ずしも強い職業とは言えないのではないかと感じています。
日本には国民皆保険制度があり、医療サービスの価格は診療報酬という公的な仕組みによって大きく決められています。もちろん制度のメリットは大きいのですが、働く側から見ると、価格を自由に上げられない構造の中で、賃金の伸びも抑制されやすいのではないかと思います。
業界を選べばよいという話であれば、いわゆる「直美」と呼ばれるような、美容医療などの自由診療分野に人が流れていくことも理解できます。
医療の現場には、多くの責任があります。患者さんの命や生活に関わり、時には訴訟などのリスクも背負います。そうした負担と待遇を比べたとき、医療関係の職種を選ぶことへの魅力が、以前より下がっているのではないかと感じることがあります。
3Kの現場で思うこと
実際の看護師の仕事は、いわゆる3Kの現場です。
きつい、きたない、きけん。
もちろん、すべての職場が同じではありませんし、やりがいや専門性の高い仕事もたくさんあります。ただ、現場で働いていると、この言葉が決して大げさではないと感じる場面があります。
一方で、看護師は比較的、間口の広い職業とも言えると思います。
医師のように長い医学部教育を受ける必要はなく、専門学校などを通じて資格を取得する道もあります。もちろん、現場では医師とのやりとりや高度な判断が求められるため、一定以上の知識や技術は欠かせません。それでも、職業に就くまでの入口という意味では、さまざまな人に開かれている仕事だと感じます。
ただ、3Kの現場で働いていると、ふと「人はこういう仕事をしないために大学に行くのかな」と思ってしまうこともあります。
これは、看護師という職業を貶めたいという話でもありません。現場で疲れたときに、そんな感情が浮かぶことがある、ということです。
きれいに梱包されていない感情を残したい
このブログで、過度に職業を批判したいわけではありません。
ただ、実際に働いている人間が何を感じているのか。その事実や感情を知ることが、これから進路を選ぶ人や、転職を考えている誰かの一助になればいいなと思っています。
AIの時代になり、整った文章や、きれいにまとめられた情報は簡単につくれるようになりました。だからこそ、このブログでは、できるだけ一次情報に近いものを残したいと思っています。
仕事のこと、日常のこと、結婚してからの暮らしのこと。
そのときに感じた、生の、まだ梱包されていない感情を伝えられる媒体にできたらいいなと思います。
もちろん、ここに書くことはあくまで個人の主観です。
「個人的には、そうだったよ」というだけの話です。
同じ仕事をしていても、まったく違う世界を見ている人もいるでしょうし、違う受け取り方や価値観を持つ人もいると思います。それを理解したうえで、個人ブログとして、自分の経験や考えを発信していければと思っています。
また少しずつ、更新していきます。


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