「俺たち?」ダンボが聞き返した。「ああ、そうだ。俺たちゴリラは、ジャングル最強の動物だ。そして、お前はジャングル最強の力持ち。俺たちの力を合わせれば、きっとバリアを突破できる!」
ゴリ丸は、ダンボの鼻に手を置き、力を込めて言った。「ダンボ、力を貸してくれ!ジャングルを救うために!」
ダンボは、ゴリ丸の言葉に心を打たれた。「わかった、ゴリ丸。やってみよう!」
ダンボは、再び門に近づき、大きな鼻を門に押し当てた。ゴリ丸も、ダンボの背中に手を添え、力を送った。二人の力が合わさった時、門から眩い光が放たれ、バリアが揺らぎ始めた。
「今だ!ダンボ!力を最大限に!」ゴリ丸が叫ぶと、ダンボは鼻に全神経を集中させ、力を爆発させた。
「パオオオオーン!」
ダンボの咆哮と共に、バリアが砕け散り、門が開いた。ゴリ丸とダンボは、開いた門をくぐり、禁断のエリアへと足を踏み入れた。
そこは、今まで見たことのない、異様な光景が広がっていた。枯れ果てた木々、黒く濁った湖、そして、空には赤い月が不気味な光を放っていた。
「ここが、禁断のエリア…。想像以上に、酷い場所だな…。」ゴリ丸が呟くと、ダンボは鼻を鳴らし、周囲を警戒した。「気をつけろ、ゴリ丸。レッドキングは、この奥にいるはずだ。」
二人は、慎重に足を進めた。すると、前方に、巨大な建物が現れた。それは、黒い金属でできた、要塞のような建物だった。
「あれが、レッドキングのアジトか…?」ゴリ丸が呟くと、ピポが飛んできた。「間違いないよ、ゴリ丸。あそこには、強力なバリアが張られているから、気をつけて!」
「わかった、ピポ。ありがとう!」ゴリ丸は、ピポにお礼を言い、ダンボと共にアジトへと向かった。アジトの入り口には、二体のロボット兵士が立っていた。
「侵入者だ!排除せよ!」ロボット兵士は、二人に銃口を向けた。
「くそっ、邪魔が入ったか!」ゴリ丸は、木の枝を手に取り、ロボット兵士に突進した。ダンボは、巨体を生かし、ロボット兵士を押し倒した。二人は、ロボット兵士を倒し、アジトの中へと侵入した。
アジトの中は、薄暗く、不気味な雰囲気が漂っていた。通路を進んでいくと、奥に巨大な部屋があった。そこには、赤いマントを羽織った男、レッドキングが、巨大な機械を操作していた。
「よくぞ来たな、ゴリ丸。お前たちの抵抗も、ここまでだ。」レッドキングは、不気味な笑みを浮かべた。
「レッドキング!お前の野望は、ここで終わりだ!」ゴリ丸は、レッドキングに叫んだ。
「ほざけ!お前たちに、この私を止めることなどできない!」レッドキングは、機械を操作し、巨大なエネルギー波を放った。