「白い吐息の調べ」


冷たい冬の朝、僕の吐息が白く舞う。

君との床の上で紡ぐ言葉は冷たくもあり、温かさも感じる。

夜明け前の幻想、ありふれた嘘。

君の吐息と混ざり合い、空気中に浮かぶ。

君のくれた優しい言葉、甘い微笑み、

すべてが嘘であることを知りながらも、

その嘘に包まれた瞬間に心が満たされる。

冷たい冬の朝、二人きりの世界で描く、吐息の詩。


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