-
時空の狭間
断片I:古代エジプト ナイル川のほとり、スフィンクスの瞳 永遠を刻む砂時計、時の流れ ヒエログリフが語る、王朝…
-
天国ゴリラ
I. ジャングルの夢を見るというのか それとも、星を数えるのか 天国の檻の中で、君は静かに息をする 虹色の毛並…
-
阿呆とゴリラの邂逅
深緑の檻、鉄の柵、 その中に君がいる。 巨躯震わせ、空を見上げ、 野生の魂、どこへゆく。 私はここに、ただ一人…
-
ゴリラ・フェスティバル
ジャングル深くに、月の光が差し込む。 太鼓のリズムが、夜の闇を切り裂き、 ゴリラたちは、その巨体を揺らして踊り…
-
新しい嘘
白昼夢の泡が弾ける音 それは、いつか叶うかもしれない願いの音 子どもの頃は、嘘も本当も曖昧だった 「大きくなっ…
-
冬への序章
荒海を、白沫立てて、冬の使者が来る。 冬の使者とは、北からの冷たい風か、 それとも、空を覆う鉛色の雲か。 窓の…
-
夢現の詩
夢現の詩 薄明かりの中 現実と夢が交錯し どこからどこまでが 本当なのか ふわふわと 雲の上を歩いているような…
-
生命の環
生まれ出でし芽は緑ゆえ 生きることの 重み背負いゆく 生きる喜び 悲しみを知り 生きてこそ 光を見る
-
幾ばくの夢
幾ばくの夢を、私は見てきただろう。 幼き日の輝きは、もう遠い昔。 現実は、生ぬるい湯につかるごとく、 虚無へと…
-
阿呆
私は阿呆だったろうか。いや、誰しもが阿呆なのではないか。 生は短く、死は永く、その間に挟まれたものは、ただのは…